木づくしの湯
| タイル張りの浴室はきれいだがなんだか味気がない。すべてが角角した造りだとなおさらだ。浴槽だけでも木とか岩でできているとまだ安らぎを感じるのだけれど。 その点で、北海道東部にある養老牛温泉「だいいち」の湯、特に内風呂は木づくりに徹している。その徹底ぶりには文句のつけようがないほどだ。これほどまでの木へのこだわりをユニークな湯として取り上げないわけにはいくまい。 加えて特筆すべきは、内湯の他にも「源泉サウナ」があり、さらに気をつけていないと見逃してしまいそうな場所にも露天風呂がある点だ。 これほどの湯を外来入浴で済ますにはもったいない。 |
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| 暗くて分かりにくいが窓以外は全部木 | 掛け流しの湯が溢れ出る | |
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| 洗い場の板仕切り | 脱衣場もこんな風 | |
| とにかく、湯船はもとより床、天井、腰板まですべてが木。 各洗い場に板の仕切りがあるのも珍しい。勿論腰掛けと桶も木目を描いたプラスチックではない |
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| 川べりの露天風呂 | ||
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| 露天は岩風呂 | と思ったら大木をくりぬいた湯船も | |
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| 周りもみな木 | こういうのもあります | |
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| 源泉の蒸気による蒸し風呂「源泉さうな」 | 源泉さうな内部から外が見えます | |
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 こんな案内図があっても、左写真の風呂の存在にはちょっと気付きにくいです |
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| テラスの下にも湯船が | ||
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| くり抜き風呂の底の年輪 | これは陶製です |
