山旅紀行

      悪谷遡行写真記

四国は赤石山系の旧別子銅山東平(とうなる)に突き上げる子女郎川は別名悪谷(あしたに)とも言われるように、短く高度差も小さいながらも両側ゴルジュが連続し、滝以外の多くは深い淵となっており、その遡行はなかなか困難である。このたび、土佐アルパインクラブのメンバーで訪れたので、写真を中心に紹介しよう。
期     日 2005年8月7日(日)
メンバー I田、K岡、N尾、M田、僕(全員土佐アルパインクラブ)

この谷は最初から最後まで泳ぎまくるので、真夏の限られた一時期以外遡行しようという気にはなりにくい。一年で最も暑いこの時期に計画したが、幸い天気はよい。新居浜インターから鹿森ダムに向かい、マイントピアを過ぎてすぐに登り口に着く。遊歩道をほんのわずか歩き出すと、道が崩壊していた。少し上流の吊橋を左岸に渡って谷に入る。この谷は標高が低いため水温がさほど低くないのが救いである。

橋を渡ります      すぐに谷に入ります


                 さっそく泳ぎます
初めは右側を登りましたが…

左の方がよさそうです またまた泳ぎです

どうにか向こうに着きました 泳ぎはとどまるところを知りません

体が冷えてきます 見ている方も一安心です

ハングに頭をおさえられます へつりです

反対側へ渡ります 成功です

しぶきを浴びながら登ります

ここはやばそうです      テープあぶみを使うことにしました

それ、もう少し      ここも泳いでいます

中継点があるので助かります
                   水の色が不気味です

むずかしい草付です      草付の上はトラバースです

トラバースの次は懸垂下降ですが、以後カメラ故障のため写真がありません。