大山山塊有数の沢
きのえがわ
| 大山の東方・大休峠に突き上げる甲川（きのえがわ）はこのあたりを代表する険谷である。それだけに知名度も人気もなかなかのものである。流れををジャブジャブ渡ったり、淵を泳いだりすることが多いため、真夏のほんの一時期でないと寒さに体がもたない。そんなことから遠方の者にとってはワンチャンスをものにするのはちょっとむずかしい場合もあろう。 2007年夏の今回は土佐アルパインクラブの山行で、これは大山を中心に活躍する鳥取の岳獅会のお招きによって実現したものである。同会の皆さんにははなはだお世話になった。深く感謝したい。 当初7月の最終日曜日を予定していたところ、山陰地方は雨が多いので増水が激しく、入谷しても高巻きばかりで面白くないだろうとのことで1週間延期した。それでも前日に雨が降ったりして（当日も途中で降った）普段より水量が多いという話で、通常とは違うルートを取るなどいつもよりはやや困難だったようである。 土佐アルパインクラブから6名、岳獅会から4名合計10名の大パーティのため時間がかかり、上の廊下が割愛のやむなきにいたったのは残念だが、噂にたがわぬ面白い谷だった。 |
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| 入谷はこの橋のたもとから | 橋の上から上流を見る | |
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| 側溝の脇から入谷 | しばらくはジャブジャブです | |
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 倒木もけっこう目につきます |
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| 高巻きもあります | ||
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| 先行パーティ 三連の釜下段 | 左岸へ渡って少し巻きます | |
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| 両側スラブです | 右岸の滝を見ながら高巻き | |
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| 高巻き | 次は泳ぎます | |
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| 倒木を乗り越えくぐり抜けて行きます | 深みにはまると流されます | |
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| 泳ぐ者と高巻きする者 | 長い泳ぎもあります | |
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| 流れがきついので水は避けます | 両岸ツルツル | |
 長い泳ぎの後右壁にへばりついて水圧に耐えなければなりません。このちぎれたスリングをつかめないと流されます |
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| 右岸に渡ってあぶみ連発で越えます | ||
| 未完 | ||
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