山スキー

        天狗高原スキーハイク                        2010年1月17日（日）   

   前日、愛媛県赤石山系大永山の氷瀑登りに行く土佐アルパインクラブの仲間に同道し、近くの山、できればちち山辺りまで登ってスキーを楽しみたいと思ったのに、寒波到来時にもかかわらず意外なほど積雪が少なくて板を担いで登って担いで降りる羽目になったのでいささか気持ちがおさまらなかった。
   それで翌日、雪があってもアプローチが容易な天狗高原へ行くことにした。もっとも、ここではどうせ自動車道路ぐらいしか滑れないだろうから、滑りを楽しむよりはスキーハイキングのつもりで出かけて実際その通りだった。なにせ道の両側は牛の放牧場につき鉄条網で囲まれているのだから。
   天狗高原スキー場を起点として行ける所まで行って戻る場合、日帰りでは遠くても地芳峠までがいいところで、今回は峠少し手前で引き返した。

   実際には地芳峠から先が面白く、子牛ヶ城、牛ヶ城あたりの稜線は雪も多く結構楽しい滑降ができるのだが、そのためには直接地芳峠からスタートするのでないと日帰りは無理だ。だが峠への道は除雪されないので入りづらい。今度雪が降った時には手前から歩いて登ってでも地芳峠から大野ヶ原のコースを滑りたいものだ。

メンバー：僕、Ｎ尾、Ｉ上（スノーシュー）

天狗高原駐車場 スキーをこのように担ぐのは初体験の同行者


天狗高原スキー場 スキー場背後の五段城


大川嶺(裏側に美川スキー場） 石鎚山と中津明神山遠望


五段城頂上から行く手を見る





狭い側溝を行く（右は牧場の鉄条網） 時にはこんなこともいとわず


姫鶴荘（めづるそう・冬は閉鎖） 姫鶴荘から来し方


姫鶴荘から先は雪が増える


子牛ヶ城 雰囲気の良い帰り道


 
 
一ヶ所だけまずまず滑れた


三十数年前、姫鶴荘の軒下でビバークして大野ヶ原まで往復したことがあります。この時、わりと楽しく滑れました。この辺りは雪さえ多ければ四国では貴重な山スキー入門コースとなります。